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ビスケットジョイナー

今までずっと板接ぎも雇ざねでやっていたのですが、やっぱりビスケットジョイナーが欲しいなあと思い始め。
でも高くて手が出ないよな~と悩んでいたら、こんなに安いのが!

ピーウッドのビスケットジョイナー BJ9001

いや、一応自分を戒めてはみたんですよ。
アマチュアじゃないんだからさ、とか。
安物買いの銭失いって知ってるか、とか。

でもまあこの値段ならあきらめもつくし、と思って買ってみました。

  ***

さっそく端材でテスト。

うん、悪くない!悪くないよ。
確かに使い勝手はあまり良くないです。
何よりスイッチが大きくて固く、機械を持ったままでは入れるのが(私の手では)難しいくらい。
用途に比べると機械が大きくて少し重すぎる。目盛も若干見づらい。
持ち手がデフォルトではぷらぷらしていて、取扱説明書を見たら「必ず固定して使って下さい」っていうのはどうなのか。

でも穴がぶれたりもしないし、たまに使うには充分だと思います。
目盛は見づらいけど、別に0.5ミリ以下の単位で位置決めが必要な訳でもないし、固定したらずれることもないし(当たり前か)。

ちょっと心配なのは、ビスケットの厚みに対して穴の遊びがほとんどないこと。
これは木片がちょっとでもしけっちゃったら、穴に入らないんでないの?
深さもぴっちりすぎたので、こちらは調整してちょっと深めにしました。

ビスケットジョイナー_d0075863_10531611.jpg

大丈夫と分かったので、ベンチの天板を接いでみることに。
穴の遊びが少ないので目違いがほとんど出ず、圧着後に鉋でひと削りするだけでほぼ平らに仕上がりました!
ビスケットジョイナー_d0075863_10533123.jpg


毎日ハードに使うよ、と言う方にはオススメしません。
でも、うちみたいに用途を限定して使ったり(板接ぎのみ)とか、セルフビルドで家具作りに使いたいという方には十分なんじゃないでしょうか。

長持ちするかどうかについては自信がないので、また数年後にレビューしたいと思います。

by q-factory | 2011-02-10 10:58 | 木工機械  

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